2024年4月27日
再エネなど特定事業 融資残高が前年の倍 群銀 ▪上毛新聞(2024/04/27)より
群馬銀行(前橋市元総社町、深井彰彦頭取)は26日、再生可能エネルギー関連など特定事業への融資を行う「ストラクチャードファイナンス」の貸出残高が3月末で前年同期比2倍の1307億円となったと発表した。2年連続の倍増となり、中期経営計画に定めた2024年度末の目標残高を1年前倒しで達成した。
残高の内訳は、再生可能エネルギー関連が44・8%、不動産関連が27・0%などだった。再生可能エネルギー関連融資の内訳(契約額)は、本県を含む関東が37%と最も多く、北海道から九州まで幅広い地域に広がる。種類別では太陽光が77%を占めた。
担当人員は昨年4月の17人から21人に増やした。深井頭取は、融資が増えて多様化するファイナンス分野に対応するために「高度金融に対応できる人材を計画的に育成したい」とした。