桐生信用金庫

2024年6月25日

コア業務純益、前期比5.3%増 桐生信金3月期 ▪上毛新聞(2024/06/25)より

桐生信用金庫(桐生市錦町、津久井真澄理事長)が24日発表した2024年3月期決算は、本業のもうけを示すコア業務純益が前期比5・3%増の13億1100万円だった。利回りの改善による貸出金利息や有価証券利息配当金など資金運用収益が増加した。将来に備えるための貸倒引当金が増加し、純利益は64・8%減の1億2600万円だった。
預金残高は桐生市の指定金融機関(指定金)になったことによる公金収納やコロナ禍で家計に貯蓄が積み上がる「強制貯蓄」が影響し、1・8%増の5588億4800万円で過去最高を更新した。貸出金残高は2・7%減の3113億8200万円だった。
自己資本比率は0・07ポイント低下の9・91%、金融再生法に基づく不良債権比率は0・24ポイント改善し5・14%だった。