2024年6月28日
純利7億2400万 2期ぶり増益 高崎信金3月期決算 ▪上毛新聞(2024/06/28)より
高崎信用金庫(高崎市飯塚町、片山政明理事長)が27日発表した2024年3月期決算は、本業のもうけを示すコア業務純益が前期比12・1%増の9億2700万円だった。純利益は9・9%増の7億2400万円で2期ぶりの増益となった。
貸出金利息の減少などがあったものの、有価証券利息配当金や預け金利息の資金運用収益の増加に加え、貸倒引当金繰入額の減少などが利益を押し上げた。経常利益は14・8%増の7億8300万円だった。
預金残高は年金の個人預金が増えたことなどで1・3%増の5305億100万円と過去最高を更新した。貸出金残高は事業者の設備資金が増えたが、運転資金の減少により1・7%減の2196億5100万円だった。
自己資本比率は0・10ポイント上昇の11・47%、不良債権比率は0・40ポイント悪化の3・74%だった。