佐田建設（前橋市元総社町、星野克行社長）と同社の協力業者でつくる「伸佐会」（平方宏会長）の合同安全衛生大会が１日、同市の昌賢学園まえばしホール（市民文化会館）で開かれた。関係者約３００人が安全への意識を新たにした。
星野社長は「事故にたまたまはない。必ず原因となる設備、行動、気の緩みがある」と強調。改めて安全への自覚を促した上で、ライフワークバランスを踏まえた行動やデジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）の活用などを呼びかけた。平方会長は「建設、土木業界は地域、国土を守るという使命感、責任感を負っている。そこで働けることに誇りを持ってほしい」と述べた。
同大会では、年度重点目標の「死亡・重大災害の絶滅」を20年連続で達成したことなどが報告された。安全競争規定に基づき、事業所や協力業者を表彰。出席者全員で「ゼロ災コール」を唱えた。
特別プログラムとして、本県出身の落語家、林家つる子さんの講演もあった。