2024年7月18日
若手行員が生産現場見学 群銀と足銀 初の合同研修 足利 ▪上毛新聞(2024/07/18)より
群馬銀行(前橋市元総社町、深井彰彦頭取)は17日、「りょうもう地域活性化パートナーシップ」を結ぶ足利銀行(宇都宮市桜、清水和幸頭取)と、若手行員を対象にした初めての合同研修を栃木県足利市で開き、両行の約20人が参加した。
東毛地域と栃木県南西部に広がる「両毛地域」の基幹産業となる自動車産業に関する知識や理解を深め、取引先企業との対話力や課題解決に向けた提案力の向上を図るのが目的。参加者は、自動車部品などを手がける深井製作所を訪れ、設計から加工まで一貫生産を強みにするものづくりの現場を見学した。
その後、市内のホテルに場所を移し、グループワークなどを行った。参加した群馬銀行太田中央支店の小倉利紗さん(27)は「事前学習や実際の工場見学を通じ、多くの気づきが得られた」とし、事前学習で学んだ「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾(しつけ)」によって定義される5Sの重要性を肌で感じたと話した。