北米最大規模のオフロードレース「バハ１０００」（メキシコ、11月）に参戦するチーム・ジャオス（榛東村）が、車両のテスト走行を長野原町内と長野県内で行った。３度目の挑戦となる今年は、制限時間内の全行程走破を目標とする。
車両はレクサスＬＸ６００がベース。砂漠や山岳地帯の岩場の難所が続く約１６００キロを昼夜問わず駆け抜けることから、足回りや照明のテストを入念に行った。
昨年とエンジニアの顔ぶれが変わり、ドライバーの能戸知徳は「車両はある程度なじんでいるが、完成度を上げたい。チームの士気を高め、万全の態勢で挑戦したい」と意欲を見せた。
チームは２０１５年、ＳＵＶカスタマイズ用品製造販売の「ジャオス」（赤星大二郎代表）の社員を中心に結成。テスト走行は同社や群馬トヨタグループ、パーツ提供などパートナー企業の関係者が参加した。