防災対応や子育て支援など幅広い住民サービスの向上を図ろうと、前橋市は11日、ベイシア（前橋市）、カインズ（埼玉県本庄市）とそれぞれ包括連携協定を締結した。
市と両社はこれまで、災害時物資提供や自動運転実証実験といった個別の分野ごとに連携してきた。今回の協定には地域産業振興やスポーツ振興、福祉支援など７項目を盛り込んでおり、より幅広い分野で連携を進める。
市役所で開かれた締結式で、ベイシアの相木孝仁社長＝写真左＝は「今日をスタートに、市とより一層深い関係で地域に貢献したい」とし、カインズの植木俊行コーポレートサポート本部長＝同右＝は「我々ができる取り組みで皆さんの役に立てれば」と述べた。
小川晶市長は「大変心強くありがたい。これまで以上に地域を盛り上げる取り組みができることを期待する」と感謝した。