2024年11月22日
異業種交流会で2600人が商機探る Gメッセで東和新生会・上毛新聞(2024/11/22)より
東和銀行(前橋市本町、江原洋頭取)の取引先でつくる東和新生会(坂本勉会長)は21日、高崎市のGメッセ群馬で第19回ビジネス交流会を開いた。本県と埼玉県を中心に企業や大学、自治体などが285ブースを出展。約2600人が来場し、異業種との交流でビジネスの可能性を探った。
会場では、ロボットによる自動芝刈り機、ドローン、廃油を自動回収する機械、睡眠をサポートするぬいぐるみなど出展企業の一推しの製品が並んだ。
出展した木製建具メーカーのサカモト(埼玉県)は、国産スギなどを使ったワークブースを提案しており、坂本幸社長(48)は「建設関係者から興味を持ってもらえた。深い話ができる」と好感触。初めて訪れた通信機器関連製品を製造するアイゼン(同県)の横山幸治社長(54)は「群馬は製造業が強い印象で収穫もあった。これまでの事業にとらわれず新規開拓につなげたい」と期待した。
群馬大や前橋工科大といった大学から10校20ブース、同行と広域連携協定を結ぶ筑波銀行(茨城県土浦市)と栃木銀行(宇都宮市)の取引先も出展。高校では桐生第一、勢多農林が考案した焼き菓子や、藤岡北が育てた野菜が販売された。個別商談会や大学生らによるビジネスアイデアの発表会も行われた。