2024年11月28日
群銀子会社など出資会社 石段街の新施設名「イカホハウス166」・上毛新聞(2024/11/28)より
群馬銀行(前橋市元総社町、深井彰彦頭取)は27日、100%出資の投資専門子会社、ぐんま地域共創パートナーズ(同、鏡山英男社長)が運営するファンドを通じ、地元の3社と設立したまちづくり会社「石楽(せきらく)」(同、岡嘉紀社長)が保有する渋川市の伊香保温泉街の施設名を「IKAHO HOUSE(イカホハウス) 166」に決定したと発表した。来月21日の開業を予定している。
石楽は昨年12月、同ファンドと、いずれも同市に本社を置く旅館経営の千明仁泉亭、うどん店の大沢屋、地域ブランド商品を企画販売する伊香保おかめ堂本舗の3社で設立。伊香保石段街の365段ある石段の166段目に位置する築100年を超す「旧市川旅館」を取得し、複合施設として大規模改修を実施していた。
同行と同市で結ばれた「連携協力に関する包括協定」に基づき伊香保温泉街へのインバウンド(訪日客)の観光誘客を強化するため、同市の地域おこし協力隊(訪日客観光振興分野)で、台湾出身の胡玄燁(こげんよう)さんの活動拠点を同施設内に設ける。前の同協力隊、長沼未希さんは同施設の管理人と広報を担当。胡さんと連携し、デジタルマーケティング技術などを活用して国内外に発信する。