群馬銀行（前橋市元総社町、深井彰彦頭取）は１日までに、女性が活躍する事業者を厚生労働大臣が認定する「えるぼし」のうち、優良事業者を認定する「プラチナえるぼし」を県内で初めて取得したと発表した。４月10日付。
プラチナえるぼしは行動計画の目標を達成したほか、女性の活躍推進に関する取り組みが特に優良であることが認定の条件になっている。
同行は、女性が多分野で活躍できる取り組みを推進。上位職位へ積極的に登用したことで、女性管理職数は金融業界の平均値の１・５倍超となる23・０％を占める。８割以上の継続就業を達成したほか、非正社員から正社員への転換、過去に在籍した行員の再雇用など多様なキャリアコースの設定が評価された。
同行の達川英子執行役員ＨＲマネジメント部長は「女性が安心して実力を発揮でき、男性を含め活躍できる職場環境を整えていきたい」と話した。
プラチナえるぼしの認定を受けた事業者は２月末時点で全国73社。厚労省の「女性の活躍推進企業データベース」に実績が毎年公表される。