(株)群馬銀行

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金融

2025年5月19日

群銀、第四北越と初会合 経営統合向け 日程など協議・上毛新聞(2025/5/18)より

2027年4月の経営統合を予定する群馬銀行(前橋市元総社町)と、新潟県地盤の第四北越銀行を傘下に持つ第四北越フィナンシャルグループ(FG、新潟市)による統合準備委員会の初会合が17日、新潟県湯沢町のホテルで開かれた。委員会は事業計画の策定や進捗(しんちょく)管理に当たる。共同委員長を務める群馬銀の深井彰彦頭取と第四北越FGの殖栗道郎社長を含めた委員会メンバー全8人と各事務局の計12人が参加。今後の日程や部門ごとに設ける専門部会の進め方を協議した。
会合は両者の中間地点で開催。開始前、深井頭取は「統合に向けてしっかりと成果が出せるよう充実した話し合いを進める。双方の強みを取り入れビジネス機会を創出し、お客さまや行員の支持を得ながら収益向上につながるよう取り組みたい」と述べた。
殖栗社長は「両者にとって意義深い歴史的に重要な1日目と認識している。今後の協議が重要となり長丁場になるが、緊張感を持って臨みたい」と話した。
会合は原則月1回開催する。深井頭取は「考えにずれがないよう対面で行う」とした。
委員会の下で設ける経営企画や営業、システム事務など実務担当者による計10の専門部会は、5月下旬から順次、部会ごとに課題や対応策の話し合いを始める。委員会は部会から示された審議事項を協議し、方針を決定。今後、新たな持ち株会社の名称や本店所在地などの検討を進める。
両者は1日付で統合推進委員会を新設し、統合に向けた準備を開始。14日付で統合準備委員会を設置した。26年3月に最終契約を締結し、27年4月の経営統合を目指す。