高崎高物理部の活動を支援しようと、糸井商事（高崎市）は専用のインターネット回線の設置費用として約１００万円を同校に寄付した。糸井丈之社長が８日、同市の同校を訪れ、佐鳥秋彦校長に目録を手渡した。
専用回線は８月中に設置された。主に物理部の生徒の研究や開発に利用される。
同校出身の糸井社長は「物理部の皆さんの活躍はＯＢの誇り。施設の充実のお役に立てれば」とあいさつ。佐鳥校長は「回線を設置していただいたことで、われわれを驚かせてくれる研究をしてくれることを期待している」と述べた。式典終了後、糸井社長は物理部員らと記念撮影した＝写真。
社会課題解決を目指す中高生のアイデアと企業のマッチング事業「始動人Ｊｒ．インキュベーション」での物理部の発表をきっかけに、同社は２年前にパソコン、昨年は活動費を同校に寄付した。