2026年10月15日
IHIエアロ、高崎に拠点 28年春 500人規模、設計・開発部門・上毛新聞(2026/10/15)より
宇宙関連事業などを手がけるIHIエアロスペース(IHI、富岡市藤木、矢木一博社長)は14日、高崎市栄町に設計・開発部門の拠点を新設する方針を明らかにした。2028年春に開設する予定で、500人程度を配置する。富岡市にある本社機能や生産拠点は維持し、本県を中心とした事業基盤を強化する。
新たな拠点では宇宙、防衛、航空の各事業に関する製品の設計・開発を行う。今後の成長を支える基盤技術の研究も進める。従業員約1800人の3割近くに当たる500人程度が働く見通し。
同社は「IHI(東京都)」傘下で、小型固体燃料ロケット「イプシロン」の開発などの宇宙関連事業を展開。ジェットエンジン部品製造をはじめとする航空関連事業、防衛関連事業も手がける。各事業は持続的な成長が見込まれ、従業員数は昨年度だけで約200人増加した。
高崎市の本社とも連携しやすい拠点の整備を検討していた。高崎駅近くで条件に合う物件を確保できる見通しとなった。
IHIの拠点としては全国7カ所目、県内2カ所目。同社は24年に都内から富岡市に本社機能を移転した。新たな拠点の開設で、同市の人員は一時的に減る見通しだが、本社機能は維持し、生産機能の強化に向けて人員を積極的に確保していくとしている。本社敷地内では新工場などの建設も進めており、28年度の完成を目指している。
同社は「事業拡大と新たな雇用創出を推進するとともに、群馬に本社を置く企業として地域活性化に貢献していく」としている。
