2024年2月10日
3月期の予想純利上方修正 沢藤電機 ▪上毛新聞(2024年2月10日)より
自動車電装品製造の沢藤電機(太田市新田早川町、井上雅央社長)は9日、2024年3月期の連結業績予想を修正し、純利益を従来の3億6千万円から5億1千万円に引き上げた。売上高は297億円から268億円に引き下げた。 電装品、発電機の各事業で主要得意先の減産などにより大幅に販売が減少したが、原価改善の推進や固定費削減、仕入れコストの上昇を反映させたことなどで利益増を見込む。
同時に発表した23年4~12月期連結決算は売上高が前年同期比3・5%減の199億8700万円、純利益が3・4倍の4億6900万円だった。 受託生産している発電機の北米向けや、自社ブランドの発電機、冷蔵庫の販売が減少した一方、増益を確保した。営業利益は10・9倍の5億400万円、経常利益は2・7倍の7億1500万円。