2024年3月6日
ココイチ創業者が独自経営哲学語る 高崎信金で講演会 ▪上毛新聞(2024年3月6日)より
高崎信用金庫(高崎市飯塚町)の取引先でつくるたかしん新世紀クラブは5日、同市の同金庫本部で、若手経営者向けの講演会を開いた。カレーハウスCoCo壱番屋(愛知県)の創業者、宗次(むねつぐ)徳二さんが「宗次流独断と偏見の経営哲学」と題して講演。経営者ら約50人が耳を傾けた。
宗次さんは、不動産業から転身して喫茶店を開業した後、1978年に壱番屋を創業。国内最大手のカレーチェーンに成長させた独自の経営観を伝えた。
経営は文化やスポーツなどの分野と異なり、「七難八苦の覚悟は必要だが、心を込めて一生懸命努力すれば成功する確率は高い」と指摘した。経営の心得として謙虚さやひた向きさを挙げ、「現場主義、お客さま第一主義を貫いてきた。社会貢献や周囲に喜ばれることを意識して取り組んでほしい」と呼びかけた。