群馬トヨタ自動車（高崎市東町、横田衛社長）は、県内26店舗のトヨタ車、レクサス車の販売店で、エンジン内部の汚れ落としや保護に役立つ添加剤３本入りの「エンジンリフレッシュセット」の販売を始めた。車を長く乗り続けられるよう、車検や点検時、走行距離に応じた使用で「走りながらクリーニング」を提案する。潤滑油の総合メーカー、和光ケミカル（神奈川県小田原市）の製品をセットにしたコラボレーション商品。箱の色は、群馬トヨタ自動車のイメージカラーのえんじ色を採用した。

汚れを溶かして燃やす２種類の燃料添加剤を給油口から注入。ガソリンやディーゼル燃料と混ぜ、エンジン内部の汚れを落とす。
エンジンオイルに混ぜるオイル添加剤は、ガソリン車・ディーゼル車用とハイブリッド車用の各１本。いずれも吸着性があり、エンジン内部を保護する。ハイブリッド車用は、水分による汚れから守る効果が加わる。この添加剤と燃焼を促進させる燃料添加剤の計２本は、トヨタディーラーの専売品となっている。群馬トヨタ自動車サービス部の須永昌寿部長（50）は「エンジン内部の洗浄は燃費向上につながる。環境への貢献に力を入れたい」と語った。

同セットは９１０８円。年に１度か走行距離５千キロを目安に利用を推奨する。問い合わせは各店舗へ。