家電量販店最大手のヤマダホールディングス傘下で住宅事業を担うヤマダホームズ（高崎市栄町、清村浩一社長）は18日、快適な空気環境をつくる空気質改善システム「爽空間」を、ホテル三日月（千葉県木更津市）が運営する「龍宮城スパホテル三日月」（同所）の１室に初めて導入したと発表した。

同システムは、高品質な木炭塗料で仕上げた壁と空気質を改善する装置により、花粉などアレルゲンの吸着効果があるとし、健康や快眠をサポートする。

今回の導入は、昨年１月、ヤマダホームズが同市と締結した地域包括連携協定の一環。地域の発展や健康増進を促すため、同ホテルの特別室１室に取り入れた。宿泊プランの提供は始まっている。　ヤマダホームズ広報課は「持続可能な発展や地域活性化に貢献していきたい。健康の観点からシステムを広めていきたい」とした。