カネコ種苗(株)

勤務地
中毛
県外
業種
農業

2023年12月27日

カネコ種苗×松井ニット技研 17色たすき SDGs加速 ▪上毛新聞(2023年12月27日)より

持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む企業の輪を広げようと、カネコ種苗(前橋市古市町、金子昌彦社長)と松井ニット技研(桐生市本町、松井敏夫社長)は、SDGsにちなんだ17色のたすきを作った。カネコ種苗ら循環型農業の実現に向けて活動する企業間でたすきをつなぎ、チームで取り組みを加速させる。

 

カネコ種苗の西沢課長にSDGsのオリジナルタスキを渡す松井社長

 

同社は、企業が排出する食用油やエンジンオイルなど廃油の再資源化を後押しし、農業用燃料などでの活用を進めている。SDGsのマフラーを手がける松井ニット技研に、企業を越えて活動をつないでいく「たすき」の製作を依頼。松井社長も活動に賛同し、カラフルなたすきが完成した。 たすきは協力企業に手渡していき、活動のPRに役立てる。来年創業120年を迎えるも、2月末で廃業する同社が手がけたニットの価値も伝えていく。 カネコ種苗システム開発部の西沢光義課長(51)は、松井社長(80)からたすきを受け取り、「SDGsの取り組みを発信し、松井さんの思いも引き継いでいきたい」と意気込む。