(株)群馬銀行

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2023年12月26日

産廃焼却熱で発電 シタラ興産、深谷に建設 群銀など120億円ローン ▪上毛新聞(2023年12月26日)より

太田市に支店を構える産業廃棄物処理事業のシタラ興産(埼玉県深谷市)は25日、同市に建設する一般・産業廃棄物処理施設「レガリア」の建設工事に伴い、群馬銀行(前橋市)と埼玉りそな銀行(さいたま市)をアレンジャー(幹事)とした120億円のシンジケートローンを締結した。

シンジケートローンは、企業に対して複数の金融機関が協調し大規模な融資を行う手法で、リスク分散と財務安定性を確保する。幹事は融資先と参加金融機関の取りまとめ役を担う。今回は2行を含めた10の金融機関が参加。返済期間は14年間に設定した。

レガリアは、廃棄物の焼却処理の過程で発生する熱を活用した発電で施設内の電力を賄い、余剰電力の売電によって電力の地産地消を目指す。来年5月に着工し、2026年に完成予定で、同所に本社を移転する。

深谷市内のホテルで開かれた契約式で、群馬銀行の広田敦常務執行役員は「脱炭素社会の実現の一翼を担う新世代の施設として楽しみにしている。一層の支援をしていきたい」と話した。設楽竜也社長は「多くの金融機関が賛同してくれて感謝している。レガリアを完成させて役に立てることが夢だ」と語った。事務所部分の施工を担当する関東建設工業(太田市)の高橋明社長も出席した。

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