2024年4月4日
円安など影響純利益48%減 カネコ種苗6~2月期 ▪上毛新聞(2024/04/04)より
カネコ種苗(前橋市古市町、金子昌彦社長)が3日発表した2023年6月~24年2月期連結決算は、売上高が前年同期比2・6%減の383億7400万円、純利益が48・0%減の2億5900万円の減収減益だった。
種苗事業は人件費の増加や種子品質の向上のため物流保管施設を充実させたことに伴うコスト上昇に加え、円安による仕入れ価格の上昇などにより、利益を押し下げた。施設材事業は農業用フィルムの更新期間の長期化に伴う需要減や、鉄製品価格の高騰による農業用ハウス部材の買い控えなどから販売が減少した。
営業利益は41・8%減の3億2800万円、経常利益は36・0%減の4億3600万円。