高崎信用金庫（高崎市飯塚町、片山政明理事長）の取引先でつくる、たかしん新世紀クラブは17日、同市の同金庫本部で、新入社員研修会を開いた。会員企業９社19人が参加し、仕事の進め方や新入社員に求められる役割などを学んだ。
講師を務めたタナベコンサルティング（東京都）ゼネラルマネジャーの神田明生さん（33）が講師を務め、コミュニケーションスキルや好感度を高める立ち居振る舞い方などを伝え、「ゴールを設定して逆算し、何を行うか考えていくことが成長する企業に共通している」と呼びかけた。
新入社員は、自分の求められる役割について、グループに分かれて議論を交わした。池下工業（前橋市岩神町）の小島瑛怜菜さん（19）は「人との接し方などこれからの仕事に役立つことが学べた」と話した。
研修会は新入社員の育成支援や、企業間での交流を目的に２０１３年から開いており、今年で11回目。コロナ禍でウェブ開催が続いていたが、５年ぶりに会場で開かれた。