(株)フレッセイ

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2024年5月8日

アクシアル売上高、過去最高2702億円に フレッセイ創業家経営退く ▪上毛新聞(2024/05/08)より

フレッセイ(前橋市)などの食品スーパーを展開するアクシアルリテイリング(新潟県長岡市、原和彦社長)が7日発表した2024年3月期連結決算は、売上高が前期比3・5%増の2702億2400万円で過去最高となり、純利益が17・1%増の74億4200万円と増収増益だった。
価格改定や一部の生活必需品の価格据え置きで利益を確保した。プライベートブランド商品の値ごろ感や総菜の品ぞろえにも力を入れ、来店動機を高めた。経費削減を進め、営業利益は12・8%増の117億7900万円、経常利益は12・7%増の123億3200万円だった。
25年3月期の連結業績予想は販売の堅調さを見込んで売上高を2800億円、純利益を75億円とした。
同日開かれた取締役会でフレッセイ会長の植木威行氏が6月20日付で取締役を退任することを決めた。植木氏は13年10月にフレッセイホールディングス(当時、前橋市)と原信ナルスホールディングス(新潟県)が経営統合して以降、役員を務めている。フレッセイの創業家が経営陣から退くことになる。