2024年5月11日
売上、純利とも最高 藤田エンジニアリング ▪上毛新聞(2024/05/11)より
藤田エンジニアリング(高崎市飯塚町、藤田実社長)が10日発表した2024年3月期連結決算は、売上高が前期比18・8%増の322億7300万円、純利益が24・7%増の15億9100万円で、いずれも過去最高だった。
主力の建設事業は工場などの産業設備、ビル設備、公共インフラを主体とした環境設備の各工事の進行が順調に推移した。機器販売や情報システム事業、機器のメンテナンス事業も堅調だった。
営業利益は25・8%増の21億8200万円、経常利益は23・6%増の23億4600万円で、いずれも過去最高。
25年3月期の連結業績予想は、売上高300億円、純利益13億円を見込む。
同日開いた取締役会で、保有する自己株式を消却することを決議した。株主還元を目的に発行済み株式の12・8%に相当する150万株を31日に消却する予定。消却後の発行済み株式総数は自己株式を含めて1020万株となる。