2024年5月11日
星野氏が社長昇格 佐田建設 ▪上毛新聞(2024/05/11)より
佐田建設(前橋市元総社町)は10日、星野克行専務土木本部長(65)が社長に昇格する人事を発表した。土屋三幸社長(67)は相談役に就く。6月26日の株主総会と取締役会を経て正式決定する。
同社は異動理由を「当社および当社グループを取り巻く事業環境の急激な変化に対応すべく、機動的かつ適切な経営を強力に推進するため」としている。
星野氏は笠懸村(現みどり市)出身。高知工業高専土木工学科卒。1979年入社で、大阪支店土木部長、執行役員土木本部統括部長、取締役土木本部長などを経て2023年から現職。
10日発表した24年3月期連結決算は、売上高が前期比13・4%減の260億8300万円、純利益が94・3%減の7500万円だった。公共投資や回復傾向にある民間設備投資で受注は増加基調だったが、建設資材価格の高騰や建設業の時間外労働の上限規制への対応などが響いた。
25年3月期の連結業績予想は、売上高332億5千万円、純利益8億6千万円を見込む。