2024年5月17日
SDGsちなみ17色たすき贈呈 カネコ種苗 東和銀に ▪上毛新聞(2024/05/17)より
循環型農業の実現に向けて活動する企業の輪を広げようと、カネコ種苗(前橋市古市町、金子昌彦社長)は16日、同市本町の東和銀行本店で、持続可能な開発目標(SDGs)の目標数にちなんで作った17色のたすきを贈呈した。
同社システム開発部の井上哲部長が、同行の桜井裕之副頭取にたすきをかけた。たすきは昨年、同社が松井ニット技研(桐生市本町)に依頼し製作したもの。廃油や廃プラスチックを再資源化し、燃料として農業で活用する取り組みに協力する企業に「たすきリレー」をしていく計画で、同行はたすきを受け取る第1号となった。同行の顧客で、廃油、廃プラスチックを扱う企業とのマッチングなどで協力する。
井上部長は地球温暖化が農業に与える影響を説明し、「循環型農業の実現で、食、農業を支えなくてはならない」と強調。桜井副頭取は「たすきを受け取ったからには頑張って取り組む」と語った。カネコ種苗システム開発部の西沢光義課長が、資源循環型農業について講演した。