フレッセイ（前橋市）などの食品スーパーを展開するアクシアルリテイリング（新潟県長岡市、原和彦社長）は18日、玉村町文化センターで、第１５３回ＴＱＭ（総合的品質管理）発表大会を開いた。グループ各社の社員が団体や個人で取り組んだ経営改善の施策を、幹部社員ら約３３０人に向けて紹介した。
各店舗のベーカリーや青果など部門ごとにサークルをつくり、売上高の向上、作業時間の短縮などに取り組んだ。大会ではそれぞれの取り組みについて、統計を用いながら、テーマとして選定した理由、課題を説明。実施した対策とその効果について発表した。専門担当や管理職による個人部門もあった。
発表後、原社長は「取り組みのレベルが上がっていると感じる。原価が上がる中で競争は厳しくなっているが、全員参加で組織的で継続的にお客さまのご満足を高めるために活動していきましょう」と述べた。
大会は本県や新潟県で年に計８回開いている。