2024年6月26日
コア業務純益19.7%増 しののめ信金3月期 ▪上毛新聞(2024/06/26)より
しののめ信用金庫(富岡市富岡、横山慶一理事長)が25日発表した2024年3月期決算は、売上高に当たる経常収益が前期比6・3%増の120億3300万円、純利益が1・7%増の15億2700万円で増益だった。
貸出金利息や有価証券利息配当金などの資金運用収益が増加し、本業のもうけを示すコア業務純益は19・7%増の31億8400万円だった。一方、賃金の引き上げを要因とする人件費の増加などで、経常利益は14・1%減の22億3600万円だった。
預金残高は0・8%増の1兆457億4400万円で過去最高を記録。貸出金残高は一部地方公共団体向けの貸し出しが減少したことで0・7%減の4342億3500万円となった。
自己資本比率は0・13ポイント改善し8・23%、金融再生法に基づく不良債権比率は0・25ポイント改善し4・41%だった。