2024年6月28日
デジタル化投資でコア業務純益減少 アイオー信金 ▪上毛新聞(2024/06/28)より
アイオー信用金庫(伊勢崎市中央町、清水克美理事長)が27日発表した2024年3月期決算は、本業のもうけを示すコア業務純益が前期比12・8%減の7億5800万円だった。利回りの改善で貸出金利息などの資金運用収益は増えたが、デジタル化への積極投資など物件費が響いた。
企業支援により貸倒引当金が減少したことなどから純利益は28・9%増の4億2200万円だった。預金残高は0・2%増の3242億8400万円、貸出金残高は個人向けローンが伸びたが、実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済が本格化したことなどで2・8%減の1743億5800万円だった。
自己資本比率は0・13ポイント上昇し10・84%、不良債権比率は0・16ポイント改善の4・38%だった。