2024年7月24日
東和銀経済研調査4~6月期 DIが1ポイント上昇 5期連続プラス ▪上毛新聞(2024/07/24)より
東和銀行経済研究所は、2024年4~6月期の県内企業経営動向調査を発表した。全産業の業況判断指数(DI)は前回調査(1~3月期)から1ポイント上昇してプラス13だった。プラスは5期連続。
業種別では、製造業が3ポイント上昇してプラス7。輸送用機械が前回のマイナス26からプラス7まで持ち直した。一部メーカーの生産停止の影響などが緩和したとみられる。一般機械は1ポイント上昇してプラス21、食料品は横ばいのプラス4、金属製品は12ポイント下落しプラス4だった。非製造業は2ポイント下落してプラス19だったが、建設、卸売、小売、サービスいずれもプラスを維持した。
当面の経営上の課題についても聞いたところ、製造業、非製造業ともに「原材料高」を挙げる企業が最多だった。
7~9月期の見通しは全産業で7ポイント上昇し、プラス20になると見通している。製造業が10ポイント改善しプラス17、非製造業は5ポイント伸びてプラス24と見込む。
調査は6月に県内の258社に実施し、239社(回答率92・6%)が回答した。