アイオー信用金庫（伊勢崎市中央町、清水克美理事長）は19日、取引先企業の資金調達をサポートするため、ＮＴＴデータ（東京都）と連携した「補助金支援サービス」の取り扱いを始めたと発表した。物価高などで中小企業に資金調達のニーズが高まる中、最適な補助金の利用提案につなげる。同サービスの提供開始は、島田掛川信用金庫（静岡県掛川市）と同時で全国初という。
全国の自治体や官庁の補助金の情報がリアルタイムで更新される同社の検索システムを活用。推進したい補助金の要件に合致した顧客リストを作り、効果的な提案につなげる。営業先で補助金に関する問い合わせがあった場合もその場で検索することが可能で、スムーズに情報提供できる。
アイオー信金は「お客さまのニーズに合ったより良い提案をタイムリーにできるよう活用していきたい」としている。