秋の全国交通安全運動（21～30日）を控え、県警は19日、前橋市の機動隊のグラウンドで出動式を開いた。交通機動隊員ら約60人が、歩行者の安全確保と死亡事故の防止に向けて気を引き締めた。
視閲官の重永達矢本部長は「日没が早まるこれからの時期は事故が増える傾向にある。悪質、危険な違反の摘発を徹底されたい」と訓示。白バイ11台とパトカー４台が、隊列を組んでパトロールに向かった＝写真。
交通企画課によると、今年の交通事故死者は18日時点で35人で、前年同期比３人増。人身事故は６２２３件（同７４９人減）、負傷者７６７４人（同９７７人減）となっている。