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2024年9月20日
火山噴火を想定、被災者搬送確認 県警、赤城で山岳救助訓練▪上毛新聞(2024/09/20)より
噴火など大規模な自然災害への対応力を高めようと、県警は19日、前橋市の赤城山地蔵岳で山岳救助訓練に臨み、山頂に取り残された被災者を担架で運ぶ際の手順や注意点を確かめた。
広域緊急援助隊や警察署員ら約70人が隊列を組み、無線機器や救助ロープを身に付けて登山を開始。四つの班に分かれ、山頂で負傷者に扮(ふん)した隊員を担架に載せた。雨でぬかるんだ山道を下りる際は「足元に気をつけて」と声をかけ合い、負傷者には「もう少しで着くよ」などと話しかけて励ました。
指揮をした県警危機管理対策室の富岡俊介警部は「実際的な訓練ができた。有事に適切な対応ができるよう今後も訓練を続けたい」と振り返った。
訓練は御嶽山(長野、岐阜両県)の噴火を受けて2015年から開始。コロナ下で中止していたが、4年ぶりに再開した。