(株)東和銀行

2024年9月27日

法人と個人の分業体制強化 東和銀▪上毛新聞(2024/09/27)より

東和銀行(前橋市本町、江原洋頭取)は26日、1日に本部組織を改編し、個人営業部を新設するなど法人渉外と個人資産形成支援の分業体制を強化すると発表した。銀行業務が複雑化する中で、法人と個人に特化した効率的かつ専門的なサービスの提供を目指す。
新設する個人営業部では、個人向けの預かり資産業務などを本県と埼玉県に計8カ所設けるリテールセンターに集約する。個人業務に特化し行員の専門性を高め、資産形成で需要が高いNISA口座などの案内を強化し預金獲得へつなげる。
支店の渉外業務は既に事業者支援に集中させている。本部で事業性融資や本業支援に当たる「リレーションシップバンキング推進部」は「法人営業部」に、預金や融資商品の企画立案や分析を行う「リレーションシップバンキング戦略部」は「営業企画部」に部名を変更するなど所管を整理する。
担当者は「法人と個人で業務を分業してお客さまへの円滑な支援に生かしたい。行員が専門性を高めることで、キャリア形成の後押しにもつなげたい」と話した。