2024年10月16日
前橋国際大生とベイシアなど Z世代狙い「果茶」開発▪上毛新聞(2024/10/16)より
共愛学園前橋国際大(前橋市)は15日、学生がスーパー大手のベイシア(同)と清涼飲料水メーカーのハルナプロデュース(高崎市)と共同開発した飲料「共愛果茶(きょうあいかちゃ)」の商品発表会を同大で開いた。「Z世代」にターゲットを絞り、マーケティングや試作を重ねて完成させた。17日から全国のベイシア計120店舗で販売し、週売り上げ4万本を目指す。
同飲料はウーロン茶や紅茶などにフルーツや果汁を混ぜた「ティーエード」に分類される。白桃、白ブドウ、グレープフルーツの3種の味を開発した。
プロジェクトは昨夏にスタート。同大の特別教育プログラム「オナーズ」に参加する学生が200を超える組み合わせから、女子大生などZ世代に訴求する味を決定。デザインも学生が作り、上品でシンプル、店頭で目立ちやすいものに仕上げた。販売促進のため、店頭のポップや垂れ幕も作成した。
同大4年でプロジェクトリーダーの長坂海穂さん(21)は「自分たちで作ったものが店頭に並び、顧客の手にあるというのはすごい経験。学生のうちにこうした機会をいただけてありがたい」と語った。
各種1本(500ミリリットル)128円。