2024年10月25日
《行政情報》高齢者ら見守り 3者が連携協定 市と群馬、両毛ヤクルト 太田 ▪上毛新聞(2024/10/25)より
市民の健康増進や安心できる暮らしに向けて、太田市と群馬ヤクルト販売(前橋市)、両毛ヤクルト販売(栃木県足利市)の3者は24日、包括連携協定を結んだ。協定に基づき、高齢者や子どもの見守り活動、防災、市政PR、観光振興などで両社が太田市に協力する。
両社スタッフが飲料を届ける際に1人暮らしの高齢者に声をかけるなど見守り活動を強化する。健康教室開催や管理栄養士の派遣のほか、特殊詐欺防止や道路陥没の報告といった取り組みも想定。地元スポーツチームの盛り上げにも貢献する。
市役所で開かれた締結式で清水聖義市長=写真中央=は「1人暮らしの高齢者に声をかけることは重要。販売員が顔を合わせることで地域を見守ってほしい」と期待を伝えた。
群馬ヤクルトの塩谷輝行社長=同右=は「市民の安心安全な生活を重視したい。健康増進と見守り、詐欺防止にも寄与したい」と抱負を述べた。両毛ヤクルトの相馬稔社長=同左=は「太田市にはプロバスケットボールチームもあるので、さまざまな分野で協力したい」と意気込みを語った。