群馬銀行（前橋市元総社町、深井彰彦頭取）は31日、本年度初めて創設された経済産業省の「大規模成長投資補助金」について、取引先企業に対して申請書の作成などを支援し、４社が採択されたと発表した。
同行は同補助金公募の１次で33件、２次で41件を支援。オリヒロエンジニアリング（高崎市）や柴田合成（甘楽町）など４社が採択された。採択企業に対しては今後、実績報告書や事業化状況報告などの作成支援も提案していく。
同補助金は、地域の雇用を支える中堅・中小企業が人手不足などの課題に対応。成長を目指して行われる大規模投資を促すことで、持続的な賃上げの実現を目的としている。予算額は３千億円で、10億円以上の設備投資が要件となる。
応募件数は全国で１３４１件に上り、採択件数は１６４件、採択率は12・２％だった。