2024年11月9日
セラミック好調も 半導体で増収減益 カーリットHD▪上毛新聞(2024/11/9)より
渋川市に製造拠点があるカーリットホールディングス(HD、東京都中央区、金子洋文社長)が8日発表した2024年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比2・1%増の180億4500万円、純利益が18・9%減の9億5100万円で増収減益だった。
セラミック材料分野では適正価格の維持と高付加価値商品の販売推進により、増収増益。一方、シリコンウェーハ分野では半導体市場低迷に端を発する顧客の在庫過多や生産調整が継続し、減収減益となった。
営業利益は13・7%減の11億9400万円、経常利益は11・6%減の13億8200万円だった。同日の取締役会で株主優待制度を拡充し、所有株式数に対するギフトカードの金額を一部引き上げるなどを決めた。