2024年11月13日
連結単体とも減収減益 コア純益は3.5%増 東和銀 9月中間決算▪上毛新聞(2024/11/13)より
東和銀行(前橋市本町、江原洋頭取)が12日発表した2024年9月中間連結決算は、売上高に当たる経常収益が前年同期比3・0%減の167億7600万円、純利益が21・9%減の11億9600万円で減収減益だった。
銀行単体の経常収益は4・4%減の147億3800万円、純利益は22・5%減の11億7900万円で、連結と同様に減収減益となった。
本業のもうけを示すコア業務純益は3・5%増の22億2600万円。機械化関連投資などで経費が増加したものの、資金利益や役務取引等利益が上向いたことが好影響した。経常利益は3・0%増の20億5千万円だった。
預金残高は12億円減の2兆1839億円。貸出金残高は274億円増の1兆5947億円で、うち中小企業向けが228億円増えて8386億円となった。
同日、県庁で会見した江原頭取は、米国の大統領交代や円安の為替相場などが企業の経営に影を落とす可能性があるとし「影響が出てきた際は地域の中小企業を支えるという使命を果たしていきたい」と述べた。