アイオー信用金庫（伊勢崎市中央町）と伊勢崎ガス（伊勢崎市日乃出町）は18日、地域社会の脱炭素化の実現に向けた協定を締結した。同社が同金庫の店舗に供給する電気・ガスを12月分から、温室効果ガス排出量実質ゼロ（カーボンニュートラル）対応に切り替えるなど脱炭素を推進する。
同日に同金庫本店で締結式を開き、同金庫の清水克美理事長と同社の田島義文社長が締結書にサインした。
清水理事長は７月から取り扱う脱炭素に取り組む地元事業者向けの融資商品「アイオーＧＸローン」を紹介し、「カーボンニュートラルは世界的な潮流で、事業環境に大きな影響を与える。取引先企業が主体的に取り組めるよう、地元金融機関として貢献していきたい」とあいさつ。田島社長は「緊密に連携することで、地域社会の脱炭素化の実現に向けて寄与していきたい」と語った。
12月分から始まる同金庫の電気・ガスの切り替えで、年間約４６５・７トンの二酸化炭素（ＣO2）が削減できるという。