共愛学園前橋国際大（大森昭生学長）と群馬日産自動車などをグループに持つＧＮホールディングス（ＨＤ、天野慎太郎社長）が連携して行うＥＶ車のシェア事業が10日、前橋市の同大で始まった。
シェアカーがお披露目され、事業に関わった学生約80人が駐車場に集まり、５台のＥＶ車「さくら」と記念撮影するなどした＝写真。シェアカーは当面、大学関係者が利用できる。国際社会学科２年の中村聡良さん（20）は「多くの人にカーシェアの便利さやＥＶ車の魅力を感じてほしい」と話した。
事業は両社が結んだ人材育成協定に基づくもの。同ＨＤの野口治也さん（44）が９月からＥＶやビジネスについて講義。学生はグループワークを通じて事業内容を検討・構築し、同ＨＤに提案した。