群馬銀行（前橋市元総社町、深井彰彦頭取）は18日、脱炭素化に向けて、本店ビルと電算センターで使用する重油を、サンワ（前橋市元総社町、遠藤宗司社長）が提供するカーボンオフセットの重油に切り替えると発表した。同行によると、11月供給分から導入が始まっている。
カーボンオフセットの重油は、二酸化炭素（ＣO2）の排出削減量や吸収量を国が認証して取引する「Ｊ―クレジット」制度により、使用による温室効果ガスの排出を実質ゼロにできる。切り替えにより、年間約３４６・５トンのＣO2の排出量削減が見込まれるという。
同行は２０３０年度までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指している。