トヨタ車の新車販売などを手がける群馬トヨタグループの「ネッツトヨタ高崎」（高崎市東町）は26日までに、社名を１月１日付で「ネッツトヨタＧＴＧぐんま」に変更することを明らかにした。１９８０年にトヨタビスタ群馬として創業し、２００４年に現在の社名となって以来の変更となる。
同社は高崎をはじめ、藤岡、渋川、前橋、伊勢崎、太田、桐生、館林の各市と吉岡町に計12店舗を置く。社名を本社地の「高崎」から「ぐんま」に変更。新たに社名に加わる「ＧＴＧ（ジーティージー）」は、同グループを意味するほか、「Ｇｌｏｗ　Ｔｏ　Ｇｕｎｍａ」として群馬に輝きをもたらす意思を込める。
同社は今年から北関東エリアで初めて、トヨタ自動車（愛知県）とトヨタグループのＫＩＮＴＯ（キント、同県）によるトヨタ車の機能やアイテムを最新設備にする「ＫＩＮＴＯ　ＦＡＣＴＯＲＹ（キント・ファクトリー）」の対象社となり、自動車販売に加えた新たなサービスを展開している。
横田衛社長は「全県下に店舗がある中で狭義の社名になっていた。『ぐんま』を平仮名にして柔らかい雰囲気にした」と社名変更の狙いを語った。