2025年1月18日
ICT分野連携で覚書 中央情報大学校と日本通信・上毛新聞(2025/1/18)より

専門学校の中央情報大学校(中島慎太郎学校長)は17日、高崎市の同校で、通信サービスを手がける日本通信(東京都、福田尚久社長)と情報通信技術(ICT)分野の職業教育を連携して行う覚書を取り交わした。同校の「デュアルテクニカルセンター(DTC)」に同社が開発拠点を設け、4月から学生のインターンシップ(就業体験)を受け入れる。DTCを活用した連携は、日本ルクソールシステム(東京都)、ジーシーシー(前橋市)に続き3社目。
高度ICTデザイン学科(4年制)の学生が、システム開発やネットワークに関連する業務を経験することを想定している。
締結式で中島学校長は「社会の厳しさも含めて経験を積ませてもらえるのは学校にとってありがたく、学生には成長する機会になる」、福田社長は「勉強していることが直結した形で仕事になるのは重要なこと。会社としてしっかり取り組み実績を残したい」とそれぞれあいさつした。
DTCは、学生が授業の空き時間や放課後にインターンシップに取り組める環境を整えようと、同校が2023年3月に校舎に隣接する建物に整備した。