2025年1月25日
運送事業者支援向けて業務提携 桐生信金、コンサルと・上毛新聞(2025/1/25)より

桐生信用金庫(桐生市錦町、津久井真澄理事長)は24日までに、大型トラックなどのリースや運送業のコンサルティング事業を手がけるリアライズコーポレーション(東京都)と業務提携した。県内の信金では初めて。主に取引先の運送事業者への本業支援を強化する。
同社はファンド事業で車両を調達し、運送事業者などにリースするほか、業界に特化した経営支援を行っている。
業務提携では、自社保有の車両からリースへの切り替えを希望する取引先に同信金が同社を紹介。経費シミュレーションなどを示して経営改善に役立ててもらう。投資意欲のある顧客に新たな資産運用の手段として同社のリース商品の案内も行う。
同信金中小企業センターは「運送事業者は物流の2024年問題や燃料費高騰に直面している。業務提携を通じて地域の事業者を守れるように取り組みたい」としている。