2025年1月24日
高崎にライフシステム 家族葬専用の施設完成・上毛新聞(2025/1/24)より

冠婚葬祭業のライフシステム(高崎市問屋町西)は23日、同社初の家族葬専用式場「日典ラサ高崎東」の竣工(しゅんこう)祭を同市上中居町の同式場で開き、関係者約50人が完成を祝った。葬儀場は市内5施設目。27日に開業する。
市道高崎環状線近くに位置し、敷地面積は約2350平方メートル。鉄骨平屋建てで延べ床面積約445平方メートル。20~60人の家族葬専用で、式場内に100インチのモニターを設ける。同社によると、県内の葬儀場で遺影や動画を流せる大型モニターを導入するのは初めて。
1級葬祭ディレクターが相続や生前整理の相談に乗る「白木蓮(はくもくれん)カフェ」を併設。敷地内には木造平屋一戸建ての遺族用宿泊施設「華弥(はなみ)堂」2棟(計約170平方メートル)を用意する。
小泉進社長は式典で「低価格より価値を提供し、大切な人を大切に送るために精いっぱい努めていく」とあいさつした。
24~26日は見学会や個別相談、抽選会を行うオープニングフェアを開く。午前9時~午後7時(最終日は同4時)。問い合わせは同式場(☎027・325・4499)へ。
同社は葬儀事業で県内に日典ラサ14施設、華弥堂26施設を開設。ブライダル事業では市内にマリエールウィル高崎、新業態のマリエールウィルスタジオ(太田市)を展開する。