群馬トヨタ自動車（高崎市東町）は23日、太田市飯塚町に移転新築した高級車ブランド「レクサス太田」の新店舗竣工（しゅんこう）式を同所で開き、関係者73人が祝った。広くなった敷地の奥行きを生かして建物や緑を配置し、利用客が憩いのひとときを過ごせる空間を提供する。開業は２月１日。
同市西矢島町の旧店舗北側に位置し、敷地面積は従来の約２・５倍の約１万２１００平方メートル。建物は鉄骨平屋建てで、新車を販売するレクサス太田棟と、認定中古車を取り扱うレクサスＣＰＯ太田棟に分かれる。店舗に面する国道４０７号から奥行きを設け、両棟の間に草花を植える中庭と車が通れるランウェイを整備。購入者が納車後に愛車を優雅に走行できる特別感を演出する。
店舗内はオーナー専用の高級ラウンジを備えるほか、ショールームにはバッグやゴルフ用品などレクサスグッズ売り場も全国有数の品ぞろえで充実する。
横田衛社長（63）は「ロードサイドで店を全面に主張する従来型と違い、店に入ってみたいと思わせる空間づくりをした。憧れのレクサスブランドを広め、お客さまが特別感を得られる店にしたい」と話した。
営業は午前10時～午後７時。月曜定休（祝日の場合は火曜休み）。