三洋商事（前橋市鳥羽町、都丸聡社長）は７日、省人化・省力化ロボットに特化した展示会「ＳＡＮＹＯロボフェス２０２５」を同市の群馬建設会館で開いた。県内外13社が最新のロボットなどを展示し、導入を考える事業者が訪れた。
清掃や配膳、芝刈りなどに使えるロボットが並んだ。デジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）化に寄与するスケジュール管理のウェブサービスや、オンライン教育研修システムも紹介された。
出展企業で、省人化ロボットの「ＴＥＡＭ　ＲＯＢＯ」を展開するＳＨＩＴＡＲＡ（前橋市）の設楽誠一社長（74）は「人手不足もあり時代が変わってきている。人間の役割を人工知能（ＡＩ）を搭載したロボットが果たす機会も身近な所で増えていく」と見通した。