2025年2月26日
《行政情報》災害時にホールを避難や安置場所に ライフシステムと協定 大泉▪上毛新聞(2025/2/26)より

大泉町は25日、町内でセレモニーホール「日典ラサ大泉」を運営する冠婚葬祭業のライフシステム(高崎市)と災害時の緊急避難協力施設に関する協定を結んだ。協定に基づき、同社は有事の際の一時避難場所として同ホールを町民に開放し、万が一死亡者が出た場合の安置場所としての活用も見込む。
町役場で開かれた締結式で、村山俊明町長=写真右=は「万が一の際に被災者の尊厳を守るとともに、ご遺族の安心のためにも、安置所の確保は重要」と述べた。
同社取締役の宇津木匡俊さん=同左=は「災害時の支援体制を整えることは安心して暮らせる地域づくりに欠かせないもの。その一役を担えれば」と応えた。
同社はこれまで施設周辺の住民と災害協定を結んできたが、自治体と結ぶのは初めて。