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2025年5月9日

ヤマダHD 4期ぶり増収増益 住建事業の伸び奏功・上毛新聞(2025/5/9)より

電量販店最大手のヤマダホールディングス(HD、高崎市栄町、上野善紀社長)が8日に発表した2025年3月期連結決算は、売上高が前期比2・3%増の1兆6290億6900万円、純利益が11・9%増の269億1200万円で21年3月期以来、4期ぶりの増収増益となった。
住建事業は積極的な広告展開やヤマダデンキ店舗内に住宅相談窓口を設置するなどの施策が奏功。傘下のヤマダホームズの建て売り分譲住宅の販売が伸びた。ハウステックが手がけるシステムバス、システムキッチンの売り上げも堅調に推移した。
主力の家電量販事業は、携帯電話やエアコンの販売が好調だった一方、在庫効率化の一環で販売奨励金の受け取り方式を変えた影響で、営業利益は微減した。
金融事業はグループ企業の住宅、リフォーム事業と連携した各種ローンが伸長。環境事業は家電リユースやパソコン製造事業が好調だった。
営業利益は3・2%増の428億2100万円、経常利益は2・1%増の480億4500万円。1株当たりの期末配当は13円。
26年3月期の業績予想は売上高を1兆6975億円、純利益を273億円と見込む。
同日の取締役会で、発行済み株式の5・78%に相当する4千万株(200億円相当)を上限とする自己株式の取得を決議したことも発表した。