フォークリフトの販売や整備を手がける群馬トヨタグループの「トヨタＬ＆Ｆ群馬」（高崎市緑町）は８日、伊勢崎市東小保方町に新築移転した伊勢崎営業所の竣工（しゅんこう）式を開き、関係者約50人が門出を祝った。
同営業所は事務所とフォークリフトの整備工場を併設し、敷地面積は県内５拠点のうち最も広い約１万３３００平方メートル。鉄骨平屋建てで、延べ床面積約２５００平方メートル。空調設備を導入し、屋根付きのフォークリフト置き場を設けた。建物の屋根に太陽光パネルを設置し、環境にも配慮した。
式典で横田衛社長は「（同営業所周辺は）物流拠点が多く市場が活性化している地域で、東毛方面への要にもなる。整備士の職場環境も整えた」と述べた。同日から営業を始めた。
旧伊勢崎営業所（同市日乃出町）は１９７７年に開設。92年に新築した建物が老朽化し、手狭になったため移転した。同社は伊勢崎のほか高崎、太田、渋川、前橋に拠点がある。